多摩エリア・東大和のDTPショップ Buccaneer――困った時のベテラン力

短信

退き波、寄せ波 まぁ潮時ということで

とうとう来ました。DoCoMo PHS撤退期限。
止むなく、長年慣れ親しんだ633sの電源を落す。

異常に長く使っていたその陰には、もちろん「新機種が出なかった」という哀しい事情が在るにはあった訳ですが、Bluetooth搭載・メール(POP/SMTP)対応・フルブラウザ搭載と、機能的には特に不足も感じなかったという要素が大でした。PHSは音声がキレイだし、ワタクシは満足だったんですけどね〜。

本当ならこの際iPhoneに乗り換えたい所ですが、事情はご存知の通り。

ということで、つなぎにP905iです。
が、まぁ〜、アレコレごちゃごちゃと装備が付いていて、未だ使いこなせていません。操作体系も何か混乱している印象。直感派には、深い階層の操作は無理です。

なんかね、気分的にはスイスアーミーの多機能ナイフですかね、これ。
何も道具を持ってない時には助かるけど、カメラ等、専用機に比べると実に使い難いという‥‥。リッジレーサーなど、未だに完走できてません(笑)
で、その割には肝心のメール(POP/SMTP)には対応していないと。 (iアプリで対応しましたが、仕事関係の大容量メールはパケ代が恐怖)

それでも、電話として文句はありませんし〜、VIERAワンセグはPanasonicらしい良い出来です。wmv対応とか、PDFやOffice書類が開けるとか、即戦力も色々。
UIさえ整理されていたらiPhoneと良い勝負? ‥‥そうでもないか(^_^;)

2007.12.21

根拠としての Spyder2 suite

私は根がマジメなもので (^◇^;) Adobe GammaなりColorSyncなりで、カラーマネジメントにはそれなりに気を遣ってきたつもりです。が、「絶対の自信があるか?」と問われれば、そんなモノは無い。キツパリ。なぜなら、所詮大雑把なカラーパッチ濃淡の目視調整ですからねぇ。正直、デリケートな諧調なんかは正しく再現できてるとは思えんのですよ。特に浅い色なんかは。
大体、デジタル画像の色なんて、例えプレシジョンモニタを使ってたって「絶対」とは言い切れない訳で‥‥。アナログ時代は「カラーポジ」という厳然たるターゲットが存在してたんですけどねぇ‥‥。で、「絶対」のターゲットが存在しない以上、検証不能なんで、自信なんてありゃしません〜。

CRT測色の状態
測色は、R・G・B・グレー 各色16階調

ということで、今回ついにキャリブレータ導入と相成った次第です。目視よりも「ブレ」がない(はずの)機械調整は、絶対とは言わないまでも、概ね正しいはず ―― という前提に立ってます。ColorSyncより断然パッチ数多いしね。
これでデザイナとも「この色濃すぎね?」等々、それなりの根拠を持ってやり取りできます。(・∀・) 色カブリの補正とかも。

Eye-One の方がややメジャーかなとも思いますが、価格/機能で Spyder2 suite に転びました。三万円台前半でこの安心感が買えるなら、お買い得じゃないですか?
で、ありがたいことに 『物理的に1箇所にある1台または複数のコンピュータ、およびその他の5台のラップトップ、ノートブックまたは携帯コンピュータ』 と、ライセンス規定がゆるいので、Mac/Win/CRT/液晶問わず手持ちの全機を1台で賄えます。惜しむらくは、OS9に対応してないという‥‥(´Д⊂

2007.06.14

スーパー・ディスカウントの“SD”?

photoメモリカード、それもSDカードの値下がりがスゴイことになってきました。写真の60倍速2GBクラスで、実売3千円以下とはね。
本体メモリのSDRAMに比べると、約1/4? 1年前の価格を考えると、「暴落」と言ってよいでしょう。使われているフラッシュメモリはちょっと前まで超高値で、ギガなんてお大尽なカードは庶民には手が出せなかったのですが‥‥。
中には詐欺的な粗悪品があるとも言われてますが、私が買ったコレは、容量・速度ともパッケージの記載通りでした。Xacti DMX-HD1Aでも、問題なくHD動画が記録できてます。

こうなると、デジカメ以外にも何かオイシイ使い方がないものかと思いますが、やっぱり速度がボトルネックで、あんまり使い途が無い。HD置換えのSSD目指して、さらに精進してもらいたいものです ―― と、勝手なことを言っております (笑)

2007.05.21

著作権保護されたワンセグなんて

ワンセグイメージ
画面は はめ込み合成です

ワンセグで録画した動画は、PSPやiPodに持ち込めないということが判って、アゼン。開いた口が塞がりません。
ワンセグのデータなんて、128kbpsの15fpsですよ。言ってみれば「プレビュー」レベルの代物です。 これを著作権保護する意義って、どこにあるんでしょうかねぇ?

広告には「サンプリング」という手法があります。
商品のサンプルを配布して使用感を実感してもらうという戦略で、これが結構有効なんですけどね。どうしてそういう見地に立てなかったのかな〜と。

行き過ぎた取立てで悪名高いJASRACですが、この団体は多分意図的に「ヒール」を演じている。で、イライラが高じたところで颯爽とベビーフェイスが登場して、悪役をブン投げるダンドリのはずなんですが‥‥。
そろそろ出番じゃないかと思うんですけどねぇ (^_^;) ABEさんや〜。

2007.02.21

さて、DTP現場的には Vistaをどーしてくれよう

今年もPAGE2007に行ってきました。PDF PrintEngineとか、広色域印刷とか、これからの印刷業界の向かう方向性が定まりつつある印象ですが、とはいうものの、DTP現場的には当面あまり関係がない(笑)
やっぱり、火急の課題としては、Windows Viastaで採用されてしまったJIS2004での字形変更への対応でしょうねぇ。

もうグダグダです。この道は〜いつか来た道〜 なデジャヴが(笑) これは、相当現場混乱しますよ〜。フォント業界としては、OCF潰しのスケベ心もあって反対しなかったんでしょうが。(と邪推)

といって、こうなってしまったからには、我々現場の零細業者としては自力でなんとかしなくてはならないと。いずれチェッカーや変換テーブルみたいなツールが出てくるとは思いますが、当面は手作業でチェックしないとならない訳で (^_^;) 、今後、テキスト原稿には必ずプリントアウト添付をお願いすることになりそうです

地名や人名に関わる文字が色々変わっている、ということは、特に名簿データは出稿側が要注意ですね。
制作側では、画面上で正しくても、出力機のフォントセットが新しかったり古かったりというトラブルも考えられます。

結局、ロングテールなIllustrator 8潰しを企む闇の勢力が、「安心なのはフォント埋め込みのPDFワークフロー」という方向に持って行きたいのじゃないかと orz

2007.02.20
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最終更新日: 16/02/29 23:57